パーマは髪の毛にも頭皮にも悪影響があるのではないか?
パーマで薄毛が進行してしまわないか?
薄毛が気になる方の中には、パーマによる髪のボリュームアップに興味があるものの、このような疑問や不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
漠然とした不安があるためにパーマでのおしゃれを諦めている人もいるかと思います。
今回は薄毛の人がパーマをかける場合のリスクと注意点を解説します。
基本的にパーマが薄毛を進行させる直接の原因になるということはありません。
ただし、パーマが与える薄毛への影響は全くないとは言い切れません。パーマには「髪の毛への負担」と「頭皮への負担」という2つのリスクが伴います。このリスクを十分理解した上で判断することが望ましいと言えるでしょう。
「パーマで髪が傷む」というのはもはや避けられないことです。パーマの薬剤は髪の毛の結合を解き、新たに形を記憶した後、再びケラチンを結合させることで髪型を維持させる働きがあり、髪に与えるダメージは大きく、枝毛、切れ毛、細い毛を作る原因となります。
髪にパーマ用のロッドを巻く時、薬剤を塗った髪の毛を強く引っ張りながら巻くという行為が頭皮に大きな負担を与えることになります。
また、パーマの薬剤が頭皮に付着すると、炎症を起こしたり、アレルギー反応を起こしたりと、頭皮環境を悪化させるケースもあります。頭皮環境の悪化は薄毛や抜け毛のリスクを高めることになってしまいます。
・頭皮が炎症を起こしている
・頭皮にかゆみがある
・異常に最近抜け毛が多い
など、少しでも頭皮環境が良い状態とは言えない時は、パーマをかけないほうが良いでしょう。
パーマのリスクを理解した上で、リスクを減らす工夫をすれば、髪や頭皮への負担を抑えながらパーマをかけることができます。
例えば、パーマの頻度を少なく調整することも有効です。頭皮のターンオーバーを考えると多くても2ヶ月に1度の頻度に抑えるべきでしょう。
また女性の髪のおしゃれには欠かせないカラーリングですが、こちらも薬剤を使用することで髪や頭皮への負担が懸念されます。パーマと同日に行うことは負担を増やしてしまうことになるので、パーマとカラーリングは、できれば日にちをずらして行うようにしましょう。
そして最もおすすめなのは、髪や頭皮へのダメージが軽減された、刺激の少ない方法で行うパーマを選択することです。
1剤と2剤の間に乾燥する工程を入れることで、ダメージを軽減する「クリープパーマ」や、スチームの力を使いキューティクルを広げながらかけ通常のパーマよりも短時間行える「水パーマ」など、髪と頭皮に優しいパーマを行なっている美容院があるので、一度調べてみることをおすすめします。
いかがでしたか?パーマは無理!とあきらめずに、髪や頭皮へのダメージリスクを抑えた選択をすることで、ヘアアレンジを楽しんでみてください!
そして、薄毛のお悩みをお持ちでしたら、ぜひ早めに専門のクリニックへご相談ください。
当院では専門のカウンセラーがお一人お一人のお悩みに真剣に向き合い、親身な治療でお応えします。加齢・ストレス・妊娠などによる女性特有の薄毛の治療には専門医のトータルケアが必要です。
まずは無料カウンセリングへお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修:横浜中央クリニック