秋が深まるに連れ、気温の下降と空気の乾燥も進みます。
乾燥は冬に向かって加速し、肌の乾燥と共に髪のパサ付きを感じる方も多いのではないでしょうか。
頭皮と毛髪の乾燥は髪のダメージだけでなく薄毛や抜け毛の原因にもつながるため、しっかりとしたヘアケアで頭皮と毛髪を守ることが重要となります。
今回は、秋冬の乾燥に負けないためのヘアケアについてお話します。
まずは毎日のヘアケアの見直しから始めましょう。
健やかな頭皮と毛髪を保つためには日々のケアの積み重ねが最も重要です。ポイントを押さえながら正しいヘアケアを実践してみましょう。
洗髪前にブラッシングはしていますか?
髪を濡らす前にブラッシングすることで頭皮や髪の汚れを浮かせることができます。この一手間で髪の絡まりも防げるので効率的に髪を洗うことができるのです。
シャンプーを付ける前にしっかりと髪と頭皮を濡らしていますか?
髪がしっかり濡れていないとシャンプーが均等にまんべんなく全体に行き渡りません。ややぬるい程度のお湯で30秒ほど髪をすすぐようにしっかりと濡らしましょう。シャンプー前にある程度の汚れも流れ落ちるのでオススメです。また40度以上の熱いお湯は頭皮に必要な皮脂まで落とし乾燥の原因となるのでNGです。
シャンプー&リンスをしっかりすすいでいますか?
シャンプーはしっかりすすぐけれどリンスやトリートメント成分はあえて少し残す!という人は要注意です。すすぎ残しは頭皮の炎症を引き起こす可能性があるため、ぬめりを感じなくなるまでしっかりすすぎましょう。
ドライヤーをかけずに自然乾燥をしてはいませんか?
ドライヤーの熱ダメージを避けるため、髪を自然乾燥している方は要注意です。自然乾燥は長時間髪を濡れたままで放置するため雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。雑菌が繁殖すると頭皮のターンオーバーが正常に行われなくなり、頭皮の乾燥が起きやすくなるのです。
濡れた髪はタオルドライで丁寧に水分を吸い取った後にドライヤーでしっかり頭皮まで乾かしましょう。ドライヤーから20センチほど距離を保つことで、熱ダメージは避けることができます。最後に冷風を当てることでキューティクルが引き締まり、髪にツヤが生まれます。
頭皮の乾燥は抜け毛や薄毛の原因になることがあります。頭皮の乾燥によって血行が悪くなると、髪の成長に必要な酸素と栄養が行き渡らなくなり、毛髪の正常な成長が終わる前に髪が抜けてしまうのです。そうならないためにも頭皮の乾燥は放置せずに正しいケアを行いましょう。
頭皮の乾燥の主な原因は、洗浄力の強いシャンプーの使用や、頭皮が紫外線を浴びること、そして必要な栄養素が不足した食生活です。
頭皮の状態をよく見て、自分に合ったシャンプーに変えることで頭皮の乾燥を和らげることができます。 シャンプーには、アルコールシャンプー・石けんシャンプー・アミノ酸系シャンプーなどがあり、それぞれ洗浄力が異なります。 頭皮がひどく乾燥している時は、アミノ酸系シャンプーがおすすめです。
ドライヤーの後に頭皮専用のローション・美容液・オイルを頭皮に塗布することで乾燥が改善されることもあります。パサついた毛髪には洗い流さないトリートメント剤やヘアオイルでのケアもプラスしてみましょう。
また外出時は帽子や日傘を使うことで、紫外線から頭皮と毛髪を守る対策を行いましょう。
毎日の食生活を見直し、栄養バランスのとれた食事を意識することも健康な頭皮と毛髪を保つためにはとても大切なことです。
当院では専門のカウンセラーがお一人お一人のお悩みに真剣に向き合い、親身な治療でお応えします。加齢・ストレス・妊娠などによる女性特有の薄毛の治療には専門医のトータルケアが必要です。
まずは無料カウンセリングへお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修:横浜中央クリニック